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  「入念な準備」こそが、成功の秘訣 (1)
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1. 「独立・起業」のイメージは・・・
2. 「具体的な事業プラン」を描こう!
3. プランはノートに手書きするのも有効
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3. 自己資金(預貯金)を蓄えておこう
4. もう少しお金を貯めるには?
5. 会社の生存率は、10年で6%!


  1.「独立・起業」のイメージは・・・  

 独立・起業というと、「一国一城の主」 「青年実業家」 「社長!」 「勝ち組!?」 「小金持ち」 のようなイメージがあり、カッコ良く&華やかにみえますね。また、ニガテな上司?もいませんし、転勤もなく、自由気ままに仕事ができる といった開放的なイメージもあります。まさに、「明るい未来」のようにも見えますね。

 しかし、実際の独立・起業は、予想以上の困難が待ち構えています。すなわち、 「肉体的・精神的・金銭的苦労」「倒産・廃業のリスク」 が伴うことを深く理解しておく必要があります。

 では、このような苦労や問題に対処していくにはどうすればいいか?私の個人的意見としては、 「ブレない&折れない強靭な心」「入念な事前準備」 が必要だと思います。少しのことでくよくよしたり、めげたりする性格ではやっていけませんし、それと やはり下調べや準備をしておくことも大変重要なカギとなってきます。

 安易な気持ちや、適当な準備でスタートすれば、必ずと言っていいほど失敗しますので、 「泰然自若(落ち着きはらって動じない)」&「石橋をたたいて渡る」 くらいの気持ちで取り組むことが必要です。


  2.「具体的な事業プラン」をどんどん描きましょう!  

 先ほど、「ブレない&折れない強靭な心」と書きましたが、いくら強い心の持ち主であっても、時によってブレることもありますし、心が折れそうになることだってあります。このため、それを補う策として、独立・起業する随分前から「入念な事前準備」をしておくことが必要になります。すなわち、「事業の柱・プラン」をしっかりと構築しておくことこそが、成功へのカギとなってきます。


① 儲けの種(商品・サービス・分野)を何にするか?
② 世間が不満に思っていること&不足していることをリストアップする
③ 人が面倒だと思っていること、自分にできそうなことは何があるか?
④ 商品・サービスの特長(優れた特徴)を出すにはどうすればいいか?
⑤ 会社・ブランドの特徴・魅力を決定し、顧客に説明できるようにする
⑥ 商売の実現可能性(実際に皆がその商品等にお金を払ってくれるか?)
⑦ その商売(商品・サービス)を、あなた自身が好きか?得意か?
⑧ 自分の商品に惚れ過ぎないで「客観的に見る眼力」を持ち続けられるか?
⑨ 他人から見て魅力的な商品・サービスか?(商品を好きになってもらうには?)
⑩ その商売を、本当に社会が求めているか?


① 販売ルート・販売方法を考える(実店舗?ネット販売?どうやって売る?)
② マーケット(市場)の下調べをして、食い込める余地があるかを検討する
③ 競合他社に対抗するための差別化は?(他社を過小評価しない)


① その商品・サービスを長く買い続けてくれるか?(飽きられないか)
② 飽きられそうな可能性がある場合、対処策はどうするか?
③ その事業の未来を描けるか?(具体的な未来を描いてみましょう!)


① 売上の回収条件、仕入の支払い条件は?(資金繰りに影響します。大事!)
② なるべく借金はしたくないが、万が一に備え、資金調達先をリストアップしてみる
  (家族からの借入、公庫、銀行・信金の貸付、制度融資、自治体融資等)


① 仲間・従業員の意見を尊重できる「心の許容&認め合う力」を持ち続けるには?
② 顧客(潜在的顧客を含む)に対する接し方をよく考える(顧客を大切にする)
③ 手助けしてくれる人(税理士や金融機関等)との関わり方を考える


  3.事業プランはノートに手書きするのも有効  

 上記は一例ですが、このように 事業の要(かなめ) となる部分をしっかりと構築しておく必要があります。策定するにあたり、今どき大変アナログなのですが、ノートを1冊買ってきて、色々なシナリオを書いてみることをオススメします。スマホのメモ帳機能 や Evernote(エバーノート。オンラインのメモツール)よりも、「ノートに手書き」した方が自由に書き込めますし(矢印を引っ張ってメモ書きしたり、記事と記事を線で結びつける等々)、独立・起業のためだけの「専用ノート」を作って常に持ち歩くことにより、気持ちもグッと引き締まります。

 また、「売る商品 / サービス」については、これでもかっ!というほどのアイデアを書き込んでみましょう。もし、ご自身が満足できるほどノートに書き込めないのであれば、それは商売として成り立たない事業であるともいえます。そうならないよう、張り切って書き込んでみましょう!